garakutagoya

興味、関心のあったこと、そして私の気持ちなどを残していきたい

日記(2022/05/18)

Tabnineの紹介.
Ⅰ.はじめに-皆様,プログラミングは好きですか?この大学にいると様々な場面でコードを書く機会があると思います.その中でエラーがとれず苦しんだ事も多いでしょう.プログラム言語は複雑です.自分もよく間違います.
そんなミスを減らすかもしれないソフトウェアを紹介します.Tabnineです.これはたくさんコードを書く人にとって,とても魅力的な道具となります.本日はTabnineの紹介を致します.
Ⅱ.情報源
Tabnine(https://tabnineblog.wpengine.com/)
Ⅲ.トピックの内容
A.特徴
1.コード補完
Tabnineの大きな特徴は,自分の書いているコードを読み取り,その人がその後にどういったものを書くのかを予測して表示することです.いってしまえばGoogleやYahooといった検索エンジンの予測に近い事をコーディング中にしてくれます.
2.深層学習
入力補完というのは他のソフトウェアにもありました.Tabnineの異なる点はこれをAIによる深層学習で行う点です.200万以上のGitHub上のファイルをベースとして学習しており,その中でよくみられるコードの形を提示してくれます.
3.対応言語
Tabnineは対応する言語が非常に多いです.C/C++,Python,Java,JavaScript,Ruby,Rustなどに対応します.上にあるように多数のケースの深層学習を用いている事で多数の言語への対応を可能としています.授業毎に複数の言語を扱う必要のある電通大生には非常に魅力的でしょう.
B.用途
ここまで書いたらもう言うまでもないでしょう.このソフトウェアは当然,コードを補完するためにあります.
ところでこれはどうして"Tabnine"という名称なのでしょうか?考えてみてください.答えは簡単です.Tabキーを押す事で機能するからです.
画像を見て下さい.このように次に何を打つかを表示してくれます.ここでTabを押す事で,この予測を自動で入力してくれます.
Ⅳ.選ばれた理由
1.コードを速く書きたかった
恥ずかしながら自分はコードを書くのがあまり速くありません.どう書けばいいか,これは正しいのか,様々な部分で悩んでしまいます.それを解消するために環境構築に拘りました.
その中でどういったらエラーを減らせるのかをずっと考えています.タイピングミス,型のミス(char→intにしたりね!),未定義の文字を使う,エラーの原因は様々です.Tabnineを使うと(全てではないものの)これらのエラーの多くを事前に解消できます.深層学習しているコードは,もちろんエラーを吐かないものがそのほとんどである,つまり「正解」を学習しているため,そこから出される予測変換の精度も高いものとなります.実際自分はTabnineを使いだしてから,エラーが大きく減少しています.
2.無料である
通常,Tabnineは月に約15$払う必要があります.しかし,学生であればこれが無料になります.これが非常に大きいです.無料でコードの補完を管理するソフトウェアはなかなか存在せず,その点で非常にありがたいです.
以上でTabnineの紹介を終了します.これを読んだあなたのコーディング生活に幸あれ!